挿し芽をして30日程度で、挿し穂から出た根がプラグトレーの中に回るようになるので、
ビニールハウスの土に仮植します。
目安として2月の下旬頃からといったところです。
必要となる物は以下のとおり
・肥料 千代田化成P550等の早めに効く肥料
・田引紐
・仮植床に掛ける足場
・穴あけ器
・苗置き台
・挿芽・根出しをした苗
仮植床には予め肥料を撒き、トラクター等で土と良く混和しておきます。
田引き紐等で仮植の範囲を決めます。
仮植床があまり乾いていると苗を差し込む穴を開けた時に崩れてしまうため、
必要に応じて水を撒くなどして水分調整をしておきます。
仮植の直前に散水すると穴開け器に付きやすくなるので、
散水後は水が土と馴染んでから仮植を始めると良いでしょう。
仮植床に足場を渡し、この上に乗って作業をします。
上図のような配置で作業を進めます。
仮植の前にプラグトレーの苗に水やりをしておきます。
穴開け器で仮植床に穴を開け、苗をプラグトレーから引き抜き穴に差し込みます。
図では6cm間隔で4通りを1度に穴を開けていますが、
このくらい仮植したら次に仮植する分くらい足場を移動し、
また穴を開け仮植を繰り返していきます。
(背中側へ移動していくようになります)
半日くらいの作業を目安にタップリと潅水します。
夕方、日が落ちるまでにトンネルを掛けます。
被覆材はノーポリ1枚+ハイマット2枚 が目安です。
以後の管理は、株伏せ後と同様に行い、
トンネルの開け閉め、ハウス内の温度管理、防除、潅水
といった内容を管理します。
※ 11月1日のブログを参照してください。
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